SUPPORT
[WACOMS TRUST] 緊急造水時(災害・断水時等)の作業方法について
Notes 注意事項
- 下記内容は、緊急造水時に水栓から外しご使用いただくための作業方法のため、それ以外でのご使用はお控えください。
- 安全にご使用いただくためにも、[事前準備]に記載の商品のご用意をおすすめします。
- 緊急造水時の使用後はメンテナンスを行う必要がありますので、再度使用せず、ご連絡をお願いいたします。
- 納品後、水道水直結にて一度もご使用いただいていない場合、フィルター内に水が含まれていない状態になるため、浄水できない場合がございます。
- 水の供給が止まる断水時においては、すぐさまコンセントプラグを抜き、本製品が作動しないようにしてください。
電源が入ったままですとポンプが作動し続け、フィルターに負荷がかかり、緊急時に作動できない場合がございます。
Preparation 事前準備
- 風呂水洗浄剤
- インバーター
- 延長コード
- 排水チューブ(付属品)
- スパナ
- ◇風呂水洗浄剤は、残り湯の匂いやぬめりを防ぐものです。
※車のシガーソケットからの電源供給の場合、DC電圧からAC電圧に変換するために別途インバーターが必要になります。「AC100V 150W」でコンセント差込口があるものをご用意ください。
- ◇蛇口用フィルターは水以外の物質が浄水器内に入るのを防ぐために、カプラーに接続するものです。
Process 作業手順
まず初めに、コンセントプラグを抜いて下さい。
次に、止水コックを閉じてください。 お客さま宅により、止水コックの種類が異なりますので、ご注意ください。
※ 写真は一例になります。
給排水ホースについているカプラーのナットを f.スパナ で外してください。
WACOMS TRUSTを移動させる前にタンク内の浄水を出しておいてください。
※ 移動時の水漏れを防ぐために行います。
現状カプラーについている排水チューブと付属品の 排水チューブを付け替えてください。
付け替え前
10~15㎝程度の排水チューブがついています。 お客さま宅により長さは異なります。
付け替え後
その後、カプラー先端(*1)を風呂などに用意した溜め水(*2)の中につけてください。この時、排水チューブは右画像のように、溜め水の外に出し、排水チューブから排出される廃棄水が溜めた水に混入しないようにしてください。 また、排出された廃棄水はご使用にならないでください。
(*1) 水以外の物質が浄水器内に混入するのを防ぐため、d.蛇口用フィルターの使用を推奨します。
(*2) ・浴槽の溜め水を使用する場合、a.風呂水洗浄剤を事前に投入の上、浄水を行ってください。
・a.風呂水洗浄剤がない場合の浴槽の溜め水での浄水は、フィルターに負担がかかります。
・浴槽の溜め水等を使用する際には、40度以上のお湯は使用しないようにお願い致します。
給排水ホースについているカプラーのナットを f.スパナ で外してください。
Check 状況確認シート
下記条件を確認し、使用状況の判断をお願いします。
浄水器を動かすには、電気供給が必要となります。そのため、発電機をご使用いただく場合は浄水器のコンセントを接続してください。
また、車のシガーソケットからの電源供給する場合は、インバーターにてDCをACに変換してご使用ください。
電力が現状設置の場所まで届かない場合は延長コードをご使用ください。電気供給の準備が整いましたら、水道が止まっておりませんので、【作業手順】STEP2からの作業は必要ありません。普段通りご使用ください。
まずは、浄水する水を確保していただく必要があります。
【屋内にお風呂の溜め水などがある場合】
上記[作業手順]に沿って浄水器を取り外し、移動させ、感電にご注意の上、ご使用をお願いいたします。
※排水チューブの取り換えを行わない、又は、a.風呂水洗浄剤を使用しない場合、フィルターに負荷が掛かりますので、浄水量に影響が出てしまいます。
【屋内に溜め水などが無い場合】
出来る限りきれいな水をくみ上げてください。また、家屋内で浄水器のご使用をお勧めします。
その際の浄水器の取り外しを行う場合は、上記【作業手順】に沿って行ってください。
浄水する水を確保する必要があるため、【Case2】に沿って確保をお願い致します。
その後、上記【作業手順】に沿って、取り外し、移動させ、電気供給が必要となりますので、インバーター等を使用して浄水を行ってください。
※いずれのご使用環境につきましても、安全の確保ができていない場所、感電の恐れがある状況でのご使用は避けていただくようにお願いいたします。
弊社では責任を負いかねますのでご了承ください。